両将の墓

5  石造五輪塔
   猪俣小平六範(則)綱 岡部六弥太忠純(澄)両将の墓

 
分類/区分 町指定文化財第1号 有形文化財 建造物 石造
所在地 上山口407 寺前 散策マップ《上山口》7番
所有者等 上山口町内会  
指定年月日 昭和42年9月9日 員数 2基
   

大きさ 向かって右塔 高さ125cm 向かって左塔 高さ145cm
石質  両塔共 凝灰岩

考察
  本塔は元現在位置より約200m程南を流れる下山川近くに在ったものを、江戸時代に現在地に移したものと言う。
 鎌倉時代前期の武将猪俣小平六範綱と岡部六弥大忠純両将の墓と伝う。然しこれを証する直接の資料はなく、又2基の内どちらが該当するのか解らないが、両塔共鎌倉時代の、しかも相当初期に製作された墓塔で、完形塔ではないが、規模も大きく、堂々たる量感が溢れ、本塔程の遺例は、鎌倉地区でさえ非常に珍らしい。又一般に当地方に於ては、この地で産出する凝灰岩製のものが古く、鎌倉中期以降は、通称伊豆石と呼ばれる安山岩製が普及する。


尚この周辺に、室町期の小五輪塔部分あり、(空風輪2点、火輪4点、水輪2点)他に宝篋印塔の基壇1点在り、すべて安山岩製、又向って右側に享保4年己亥年銘の石造地蔵菩薩立像一躯あり(像高95cm)台座側面に「当国山口村」と言う、奉納者名が記され、当町近世史科として記録の要あり。前記五輪塔との関係は不明。

参考:葉山の文化財

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