阿弥陀三尊立像

14 上山口西光寺 阿弥陀三尊立像

 
分類/区分 町指定文化財第13号 有形文化財 彫刻 寄木造り
所在地 上山口93 散策マップ《上山口》9番
所有者等 西光寺  
指定年月日 昭和43年8月21日 員数 3躯
年代 室町時代末期  
   

 通常の来迎相[らいごうそう]の立像阿弥陀三尊で、三尊とも蓮華座の上に立ち、中尊は舟形透彫光背を負い、脇侍は輪光背で、観音像の持物蓮華は失われている。
 中尊光背の化仏は阿弥陀如来の座像で、他の四像は天人四躯と迦陵頻伽[かりょうびんか]四躯である。

  寄木造り漆箔玉眼入り
  中尊像高 82.0cm 台座高 53.0cm
  観音像高 85.0cm 台座高 25.0cm
  勢至像高 83.0cm 台座高 26.0cm

胎内紙片墨書
   明治十二卯第七月卅日本尊再興
    相州三浦郡上山口村西光寺住得誉豊龍
               仏師 鎌倉郡大町 春五良

 (1)胎内木札(墨書)銘 (A札) 表に、
     真誉妙壽
     栄誉清春 松誉秀栄 新蔵院
     清月信女 逆修為父母也
     栄心信女           施主太兵衛
     栄壽信女 浄相 梅山
       願主 相州三浦郡上山口郷北圓山西光寺第五
           世信蓮社楽誉源道和尚
       再興之作者  鎌倉扇ヶ谷大仏師 三橋宗三
       先年之再興者 永禄六年拾月
                       まかない  い上五人 
       寛文五乙巳年極月 日
                   筆者 願蓮社重誉林達上人
   同札裏に、
     石川名主  計27名連名
     建立施主  年寄

 (2)胎内木札(墨書)銘  (B札)
     永禄六年より享和三亥年□暦類二百六拾二年ナリ
                         東武大仏師 治助
                          当所大工 理八

 

 木札に永禄6年より262年(計算では240年)とあるところから、永禄6年を造像と考えてみれば、像の様式はそのころと推定される。寺伝によれば慶長5年(1600年)は光善社善誉上人を開山するという。像の伝承については知られていないが、寺の建立よりやや古いころに作られたものと想像する。室町時代末期の像とみて差し支えない。右に体をやや傾けている。
注・以上の記事は指定当時の状況であるが、その後修復彩色された。

参考:葉山の文化財


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