シダレザクラ

17 シダレザクラ(枝垂桜)

 
分類/区分 町指定文化財第16号 記念物 天然記念物
所在地 上山口1870 散策マップ《上山口》13番
所有者等 個人  
指定年月日 昭和45年5月1日 員数 1株
   

現況及び解説
 シダレザクラは、一名イトザクラ。
Prunus Itosakura Siebold バラ科、サクラ属である。
  原木は大正6年台風で倒れ、その後その根元から3本に分れて芽を出し現在見事に成長している。そのおのおのの根廻りは100cm、150cm、170cmにおよんでいる。
 本種は、サクラ属のなかでも樹は極めて長いもので、往々にして大樹となり名木が多い。
 枝は、横に開出し、その小枝は細長く、それが垂直に下垂する特異な樹形をつくるのが特徴であり、その特異な樹形が貴ばれる。 幹は、老成すると粗渋となる。若枝、葉の下面脈上、葉柄、萼[ガク]、花梗(花柄)、花柱基部に短毛がある。蜜腺は葉脚部に2個ついている。
開花期は、3〜4月でヒガンザクラより遅い。一花序に通常4(3−2−1)花。淡紅色花。花軸(総花梗)は極めて短い。萼筒部はややまるくふくれている。萼筒部裂片外側から中部辺丸くふくれる付近まで紅色をおびている。雄しべの花糸も淡紅色をおびている。葉縁は細鋸歯で一部分重鋸歯のところがみられる。本樹の全体のひろがりは、約10m四方におよんでいる。
 明治の末、大正天皇が皇太子のころ、本樹(原木のころ)は拝観の栄に浴した由緒あるもので、「光栄桜」または「御感の桜」とも称されている。

参考:葉山の文化財

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