木造大黒天

41 木古庭本圓寺 木造大黒天

 
分類/区分 町指定文化財第28号 有形文化財 彫刻
所在地 木古庭1662 散策マップ《木古庭》14番
所有者等 本圓寺  
指定年月日 昭和50年3月8日 員数 1躯
年代 江戸時代前期  
   

  材 質 欅材、素木、彩色なし
  像 高 (俵を含む)42.5cm
  全 高 (槌を含む)54.5cm
  横 幅        34.0cm
  奥 行        35.0cm
 *大黒天像底面墨書によれば、昭和30年に福槌を遣り直している。その他は原形のままで破損はない。

  
 大黒天は梵名を摩訶迦羅[まかから]といい、大自在天の変形とされている。伊舎那天[いしゃなてん]の眷属[けんぞく]として軍神でもある。にこにこ笑いながら福槌を振っている福徳の神であるから、施福施財の善神として商売繁昌の守り神で、七福神の中に入れてあり、恵比須神と一対で敬信されている。大黒天円満陀羅尼経[だらにきょう]に説く大黒天は、次のように説明されている。
  本円寺大黒天像の作者年代についてであるが、無銘であるから作者はもちろんわからないが、像の底面墨書に、「開眼法師曰眞」として花押があるところから、曰眞上人の時代に造像されたものと判断できる。
 曰眞上人はこの寺の第21世であるが、在世が不明である。しかし次の第22世日逢上人の歿年が享保13年(1728年)で、今から247年前になる。従ってこの大黒天像は江戸時代前期の作といえる。
 この大黒天は昔から人々の信仰が篤く、本堂火災の折に罹災せず、幸運の神であるから堀口長徳寺の毘沙門天像とともに、葉山の二福神として貴重な文化財である。
 顔・形および大きさといい、作風はいたって優れている。

参考:葉山の文化財


本圓寺
41木造大黒天 52 古絵図

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