阿弥陀如来立像

57 堀内相福寺 阿弥陀如来立像

 
分類/区分 町指定文化財第42号 有形文化財 彫刻
所在地 堀内568 散策マップ《堀内》9番
所有者等 相福寺  
指定年月日 昭和62年10月29日 員数 1躯
年代 中世作  
   

寄木造、玉眼嵌入、肉身部漆塗、着衣部漆箔。
像高 52.2 腎張15.8 腹厚8.8 光背高 70.5 台座高 26.8 (単位各cm)
時代 中世作

 当寺の旧本尊。いわゆる上品下生の来迎印を結ぶ。頭部は耳後で前後に矧ぎ、体部は前後二材に両部肩部を寄せ、両袖部は別材、両脚部(前後二材)は裙[くん]の部分まで別に造り、裳裾部にはめこむ。
 後頭部の一部、両手首先、両足先、漆箔、漆塗、光背、台座などは後補。
 本像は低めの頭髪部、やや曲線を描く髪の生え際、偏衫[へんさん]、裙、大衣を着した服制、複雑に刻んだ衣皺などに、曲型的な宋元風の特色を示す。彫技にいくぶん硬さが認められる。
 胎内には文政12年(1829)当寺第十四世粛誉の発願に基づき、鎌倉扇ヶ谷の仏師三橋永助が再興した旨を記す文書のほか、多数の結縁者名、名号などを記した文書が納入されている。
 この文書は、仏師三橋永助がこの像を賞して「恵心作」と折紙(鑑定書)をつけたのであるから相当の優作だと思う。葉山町に遣る中世彫刻の佳例であって、像及鑑定書は近世信仰史上貴重な史料である。

参考:葉山の文化財


相福寺 
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