町指定
彫刻
7 堀内長徳寺 毘沙門天立像
ほりうちちょうとくじ びしゃもんてんりつぞう
両手天衣などに-部後補の部分があるが、分厚い1本造りの等身大の像である。
製作の年代は余程の年代を経たものと思われるが、様式などからその年代を推定するには困難である。
地方の土俗的風土の基に生まれた興味深い作例である。両眼は像踏鬼ともに方形の金箔を貼ってある。
里人の語る伝説によると、三浦市慈運寺の毘沙門堂から盗人が持ち去り葉山堀内に在ったものを長徳寺へ移したのだと伝う。
長徳寺は南北朝のころ南山士雲の開創という。
分類/区分 | 町指定文化財 第4号 有形文化財 彫刻 一本造り茶漆塗り |
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所在地 | 堀内805 |
所有者等 | 堀内長徳寺 |
指定年月日 | 昭和42年11月21日 |
員数 | 1躯 |
年代 | 不祥 一本造り背刳茶漆塗 像高 152.0cm 踏鬼高 15.5cm |