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2021/03/20

休眠預金等の活用について

休眠預金等の活用についてのお知らせです。

●休眠預金等とは?
預金者等が名乗りをあげないまま10年間放置された預金等

 

●「民間公益活動を促進するための休眠預金等に係る資金の活用に関する法律」(休眠預金等活用法)に基づき、2009年1月1日以降の取引から10年以上、その後の取引のない預金等(休眠預金等)を社会課題の解決や民間公益活動の促進のために活用する制度が2019年度から始まりました。

 

●活用の目的
・国、地方公共団体が対応困難な社会の諸課題の解決を図る
・民間公益活動の担い手の育成と民間公益活動に係る資金調達の環境を整備

 

●目的達成で期待される効果
・社会の諸課題の解決のための自律的かつ持続的な仕組みが構築
・民間公益活動を行う団体の資金的自立性と事業の持続可能性を確保

 

●重視すること
財源(休眠預金)の特性(国民の資産)から以下の3点が重視されています。

・国民、ステークホルダー(多様な関係者)への事業の透明性や説明責任
・事業の成果の可視化⇒社会インパクト評価の実施
・民間公益活動を担う組織の能力強化を目的とした伴走支援(プログラム・オフィサーの確保と育成など)

 

●優先的に解決すべき社会課題
休眠預金等活用法に掲げられた3つの公益に資する活動に基づいて、以下の7つの項目を「優先的に解決すべき社会課題」とし、優先的に取り組みます。資金分配団体の「包括的な支援プログラム」に沿って実行団体が活動することで、その解決を目指します。

・子ども及び若者の支援に係る活動
 (1)経済的困窮など、家庭内に課題を抱える子どもの支援
 (2)日常生活や成長に困難を抱える子どもと若者の育成支援
 (3)社会的課題の解決を担う若者の能力開発支援

・日常生活または社会生活を営む上での困難を有する者の支援に関する活動
 (4)働くことが困難な人への支援
 (5)社会的孤立や差別の解消に向けた支援

・地域社会における活力の低下その他の社会的に困難な状況に直面している地域の支援に関する活動
 (6)地域の働く場づくりの支援
 (7)安心・安全に暮らせるコミュニティづくりへの支援

 

具体的な様々な支援や詳細については、下記ホームページをご確認ください。
一般財団法人日本民間公益活動連携機構(略称:JANPIA)
https://www.janpia.or.jp/